再度の告知になりますが
3月27日(金),28日に予定しておりましたタカサキエキビレッジは新型コロナウィルスの感染拡大の影響を考慮して中止とさせていただきます。
【3月の開催中止のお知らせ】
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先日、上野村のyotaccoさんが自身の商品をネット販売をしているサイトを教えていただきました。
【食べチョク】と
【ポケットマルシェ】というサイトです。
どちらも、全国のこだわり生産者(小規模農家、個人)が、旬の時期に採れたものを、自分たちで値付けし、全国の買い手に直接販売できるオンライン上のマルシェ/産直市のようです。生産者さんの中には、yotaccoさん以外にもエキビレッジに出店していただいたことのある農家さんの名前がありました。
そして、どちらのサイトでも「新型コロナの影響で困っています!」という生産者さんの商品を購入できるようになっています。たとえば…
・学校給食で使わるれる予定だったほうれん草や小松菜
・ホテルの朝食ビュッフェで使われる予定だった新玉ねぎ
・飲食店からの注文が激減し、行き場をなくした地鶏
・イベントの中止により余ってしまった生ガキ…等
商品によっては100Kg余っていた野菜がすでに完売していたりもします。
「助けて!」と言える関係性が素敵だなと思いました。
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私たちがエキビレッジを続けていく中で、「作っている人と使う人がこんなに近くにいるんだから、その人たちがお互いに顔見知りになって、あいさつを交わすくらい自然な関係の中でお互いの生活が成り立てばいいな」という思いがありました。
お互いが顔見知りになって、あいさつを交わすくらいの自然な関係…
これは9年前の震災を経て意識したことですが、日頃から関係性をつくっておかないと、何か起こった時に自分の生活を守れないと感じたからです。
今の大きな自粛の波は、今後、様々な場所に強い影響を及ぼすと感じています。
外出制限があれば、旅館や飲食店のお客さんは減り、そこに卸している野菜や食材の受注が減り、廃棄するしかなくなるかもしれません。(実際に知人の舞茸農家さんは卸している旅館のキャンセルが相次ぎ、5,6月にかけて行き場のない舞茸がさらに大量に出てくるだろう…と言っていました。)
コロナ騒動がひと段落して、「さぁ、いつものあの店に出かけよう」と思った時に、その店はもうないかもしれません。「いつもの野菜を買おう」と思った時にはもう買えないかもしれません。
語弊があるかもしれませんが、私は「個人店は簡単につぶれる」と思っています。
(↑一人ひとりが「いつか」と思いつつ行動しなければ…という意味です。)
あぁ、なんでもっと行かなかったんだろう…という後悔を何度も経験してきました。
この騒動がひと段落した時に、自分のお気に入りのお店やいつも買っている農家さんの野菜がなくなってしまう可能性はそんなに低くないと思っています。
だから、今、誰かを「助けたい」と思ってとる行動は、そのまま自分の生活を守ることだと思っています。
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そうは言っても、助けて欲しい時に、なかなか自分から手をあげて「助けて!」とは言いずらいもの…そんな中で先に挙げたネットサイトでは、「作る人」と「買う人」そして「運営者」の関係性が出来ていたから、できたことかなと感じました。
そしてエキビレッジを続けてきた意味もそこにあるのかな、と思いました。
この状況の中、何が正解かはわかりませんが、なるべく近い距離感の中で今の自分に何ができるかを考えていきたいと思っています。
自分にできることはとてもとても小さいかもしれませんが、その小さい中に光があると信じて。
(とんこ)
☆追伸☆
上の販売サイトでのyotaccoさんのページです。2,3月のエキビレッジでも販売予定だった、あの「干し芋」が、まとめ買いのチャンスですよ~‼
◎食べチョク→
https://www.tabechoku.com/producers/20694
◎ポケットマルシェ→
https://poke-m.com/producers/10963?related_article_type=products#detail_relation