昨日は、プレ企画としてエキビレッジでもお馴染みの富岡の自然工房 堀込農園さんのところで
『ウド掘り放題&プチ登山&たまごかけご飯ツアー』を行いました。
玉ねぎ、山ウド、こんにゃく芋、養鶏をメインに他にもたくさんの野菜を作っている堀込農園さん。
5月中旬、山ウドが終わりの時期に近づくと、今度はコンニャク芋の植え替えで大忙し。
玉ねぎもすっかり収穫を迎えます。田植えの準備も始まります。
ハウスでは、まだまだニョキニョキと山ウドが顔を出していますが、そろそろ収穫を終え、
片付けて、次の準備をしなければなりません。
そんな時、堀込さんから「もったいないから掘りに来てー!」と声をかけていただき、
この企画が始まりました。
400年も前から、この地で農業を営んでいる堀込農園さん。 堀込さんの親の代から循環型の自然栽培に取り組んでいます。 |
まずは堀込さんから山ウドの掘り方をレクチャー。 今回は自家用なので、素手で抜く方法を教えてもらいました。 実際は傷つけないようにかなり繊細な作業です。 |
みんな夢中で抜いていきます。 一番小さな参加者は2歳の女の子。 |
籾殻の中に手を入れて、なるべく下の方からグッと引っ張ります。 この残ったウドと籾殻は鶏糞と合わせて自家製堆肥に。 |
掘り放題といっても、ちゃんとおいしく食べられる分だけ。 「友達におすそわけしたら新玉ねぎをもらったよ」という人も。 これもひとつの循環ですね! |
ウド掘りの後は、少し遠回りしてお散歩がてら鶏舎へ。 |
堀込農園さんの鶏舎はほんとうに広々として、鶏が自由に飛びまわっています。 いざ、おじゃましまーす! |
いただきます。まだ、あったかい! |
鶏さん、頂戴いたします。胸がチクリと痛みますが、 何かの命の上に、自分の命が成り立っていることに改めて気づく瞬間。 |
堀込農園さんのすぐ近くにある崇台山。群馬百名山のひとつ。 |
今回は、小さなお子さんもいたので近くまで車で行き、そこから10分ほどのプチプチ登山。 ごはんなどの荷物はみなさんが手分けして運んでくれました。(感謝!) |
お待ちかねのたまごかけごはんとウドの味噌汁。 今回のお米は倉渕のはんでぇ米。 |
大きな双子ちゃんも。 醤油などかけなくても、ほんのり塩味がして濃厚でおいしい! |
「いただきます!」 いただきますって、こういうことだったんだね。 |
ふだんは少食とのことですが、、 茶碗2杯を完食! |
おかわり用に用意した削り節にお父さんがチャレンジ! |
崇台山頂上からの眺め。立夏の風が心地いい。 |
人生初?の軽トラの荷台におおはしゃぎ! |
下山しておみやげに産みたての卵をいただいて、12時半解散。 堀込さん、お忙しいところありがとございました! |
実際に作っている人との距離が近いからできた今回のツアー。
それって、都会では味わえない地方(群馬)だからこその魅力だと思っています。
普段何気なく食べているもの。それはどんな人がどうやって作ったものなのか。
それを知るだけで、食べることがいつもより楽しくなるから不思議です。
何かの命をいただいて(奪って)、自分の命が成り立っていること。
それは決して悲しいことではなく、生きる力になるとも思うのです。
今回、皮もむかずにスライスしただけの山ウドを食べて、
「きゅうりみたい」と微笑んだ5歳の女の子の言葉が印象的でした。
まだまだ準備段階ですが、いつかエキビレッジでもこんな身近な体験ツアーを企画できたらいいなと思っています。気長にお待ちいただけると嬉しいです!
今回の参加者のひとり・齋藤さんが素敵な写真と文章をfacebookにアップしてくださいました。
→https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=509801519206389&id=100005296351147&pnref=story
ご参加いただいたみなさま、堀込さん、ありがとうございました!
(とんこ)
→https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=509801519206389&id=100005296351147&pnref=story
ご参加いただいたみなさま、堀込さん、ありがとうございました!
(とんこ)